ごまだのいない日常【闘病記ラスト】

ごまだがいなくなって2週間。


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当たり前のように日々が過ぎていき


会う人たちに
「思っていたより元気そうでよかった」
と言われることも多いのだけど


ものすごくションボリするでもなく
わんわん泣いてるわけでもなく


うーん…よくわからない。
「悲しい」よりは「ぽっかりしている」が正しい。


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一番、私のメンタルがしんどかったのは1月下旬。
ごまだの数値があんまり下がらないまま、退院したとき。
お医者さんは、基本、最悪の最短余命しか言わないので
「あと数日かもしれません」は
信用しなかったんだけど(すんまへん)。


ただ、ごまだのBUNとCreの数値のデータと、
同じような数値のわんこの予後を調べてみて
「3月2日の誕生日を迎えるのは相当厳しい」と思ってた。
病気に詳しいひとであればあるほど
ごまだの数値を見て楽観的なことは言わなかった。


BUNは常に100以上(最悪時251。だいたい130くらい)
Creがずっと5.0前後ウロウロ(腎機能がほとんどない)
本来なら、立ってられないような数値。
食欲なんて、あるわけない数値。


ごまだが近い未来にこの世からいなくなると実感。
このときが一番、声をあげて泣いたと思う。
(もちろん、本犬がいないところで)


にっこにこ


極稀なパターンとして、先天的な腎機能障害や
ものすご~~~くゆっくり進行した慢性腎不全によって
からだが慣れてしまってて、ひどい数値でも
やけに長生きする子がいる…


ごまだは、幸いにも(?)そのパターンだった。


闘病するにあたって、決めたこと。


・ごまだの前ではいつも平常心でいること。
特に、具合が悪い時ほど平常心で対応すること。
(いぬはひとの感情をにおいで判別できてしまう)
・数値は念頭に置きつつ、実際の状態を見て
食事や薬の配合を主治医と相談して対応すること
・延命そのものよりもQOLを優先すること


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療養食が合わなかったのは大誤算だったけど
持ち前の「どうかしてる食欲」によって
食べられなくなった最後の5日間以外は
「最高においしい食事」を一日4食、大いに楽しんでた。
闘病中の70日間、毎日何度も何度も
「オスカーはいいこね、えらいね」を繰り返し
イチャイチャした時間を過ごした。


むつかしいと思っていた誕生日を迎えてくれて
さらに1か月も生きてくれた。
呼吸が止まってから、1分近くも心臓は力強く動いていた。
私が、彼に最後にかけた言葉は「もう頑張るな」だった。


私と旦那と金ごまが見守るなか
最後はしっぽを一振りして、旅立った。


最後、相当苦しませてしまったのは悔いが残るし
そもそも、もっと早く病気がわかっていれば…は
どうしてもあるのだけれど。


ごまだとの12年間は非常に濃密で、かけがえのないもので
たくさんのひととの出会いをもたらしてくれて。


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過去のアルバムを見返しても
「このときはこんなことをしでかした」とブハっと笑ってしまう。
楽しかったこと、面白かったことが多すぎる。
当時は、破天荒な行動にノイローゼになったこともあったのに
今ではぜんぶ笑い話になってる。
本当に、本当に、面白いイングリッシュコッカーだった。
私は彼に出会えて、本当によかった。
願わくば、彼にもそう思っていてほしい。


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+++++


最後に、ごまだを応援してくれた方々に心から御礼申し上げます。
これからも、金ごまを主人公としてごまぐらしは続けますが
たまには
「面白いコがいたなぁ」
と、ごまだのことを思い出していただけると嬉しいです。


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最後のお散歩で、最後のお花見。
2016年3月30日の夕方。
3分咲きだったけど、桜見れたよ!



プロフィール

武藤きすい

Author:武藤きすい
ごまいぬ
(本名オスカー)
2004.03.02~2016.04.02
金ごま
(本名チャーリー)
2012年8月20日うまれ
飼い主の武藤きすいは画家

2000年6月14日「えにっき」。
2006年3月ブログに移行。

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